「結局は保湿が一番」と知るの巻

若い頃はおばさんはシワやシミで大変だなと思っていて、肌のトラブルに関しては全くの他人事だった。大学入学と共に田舎から東京に移り住んだときには、水が合わなかったからか一時期アトピーが酷くなって困ったことはあった。様々な対策をして都会にも慣れ、年齢を重ねてくるうちにアトピーの症状は無くなったのだけれど、敏感で乾燥肌というのは変わらなかった。

そのうち中年になるにつれ体重が増加すると、乾燥肌にオイリーさが追加され、見事な混合肌になった。あれほど乾燥に悩んでベタベタのテクスチャーのものを使用していた自分がまさか脂に悩むとは思っておらずに、今までのお手入れが通用しない時期を過ごした。

ある時、馴染みの美容師さんに「お客さんで馬油を使っている人がいて、シャンプーのときにおでこがツルツルだった…。」という話しを教えてもらった。

それなら簡単に真似できるなと感じた私は、さっそく馬油を購入。それからはもう何年になるか分からないくらい続けていてかなり調子がいい。馬油はいつの間にかヴァセリンに変わっているのだけれど、効果はほぼ同じで結局、乾燥肌だろうと混合肌だろうとちょっとベタベタするなと感じながらも保湿をしっかりすることが美肌への道なのだなとつくづく思う。

私に馬油を教えてくれて美容師さんは、私に伝えたことを忘れているようで、「本当に肌変わらないてすね。何を使っているのですか?」と聞いてきたりする。自分だけでなく、第三者も認める肌になれました。オススメです。