若いころ、小麦色の肌が流行った時期があります。アグネス・ラムが人気の的でした。その頃ハワイに住んでいたこともあり、小麦色の肌にあこがれました。健康的に日焼けした、ちょっと野性を感じさせる女性になりたい願望がありました。http://www.klingfortexas.org/
わざわざサンオイルを買って肌に刷り込んでいました。おかげで私はハワイのロコのように小麦色に日焼けしていました。ビーチに行くと、白人の結構年齢の高い、豊かな体系の女性が水着で砂浜に寝そべっている姿をよく目にしました。その人たちの中に、手や背中にそばかすのようなシミのある人が結構いました。その頃の私はシミのことなど全然気に留めていなくて、日焼けの弊害などどこ吹く風で平気でした。ご多分に漏れず長い髪で日焼けして自転車でうろうろしていました。
話はがらりと変わります。日本に帰ってきて、両親の有機農法のコメ作りの手伝いで、田んぼの中で雑草を抜く作業をよくさせられました。田んぼの泥の中をはい回って雑草を手で掻いたり稗を抜いたりの作業です。稲刈りの作業もよくやりました。暑いのでアームカバーのようなものもつけず、作業に夢中でした。
月日が過ぎ、私の肌にはやはりあの頃のハワイの観光客の高齢の女性たちのように腕や手の甲や背中にシミができています。サンオイル塗ってたからなあ、、、。ため息です。私の娘たちは小麦色の肌には憧れることなく過ごし、日焼けしないように気を配っていて白い肌です。その時のはやりすたりもありますが、今では白い肌の彼女たちがうらやましくなったりしています。
若いころ、小麦色の肌にあこがれ、今では老境に入ってシミに悩む私の失敗談です。